オリ由伸が自己ワーストの11被安打「粘り切ることができず悔しい」3失点で2敗目 杉本6号2ランも空砲

[ 2023年4月23日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス2ー4西武 ( 2023年4月22日    京セラD )

8回、マキノンに同点打を許したオリックス・山本由伸(撮影・須田 麻祐子)
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 オリックスは勝てば首位浮上の一戦に痛い逆転負け。連勝は3でストップし、4位に後退した。先発の山本は8回途中で自己ワーストの11安打を浴び3失点。7回まで要所を締める粘りの投球も、1点優勢の8回に先頭からの3連打で追いつかれて降板。代わった宇田川が児玉の適時打で勝ち越しを許した。

 山本は連敗で黒星が先行し、21年から続いていた西武戦の連勝は7でストップ。「最後のところを粘り切ることができず悔しい。ちょっと上半身に力みがあったりで、うまく下と合わなかった。フォーム的な部分や感覚的なところをしっかり練習したい」と反省を口にした。

 打線は杉本が4回2死二塁から「久しぶりに打った瞬間、入ってくれると思った」と、左越えに2試合連続、リーグトップの6号先制2ラン。だが、高橋の連続無失点を21イニングでストップする会心の一撃も追加点が奪えずに空砲となり、昨年からの本塁打を放った試合の連勝も8でストップした。

 中嶋監督は「いつもいつもできるわけじゃない。切り替えてやるしかない」とリベンジを誓った。(中澤 智晴)

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2023年4月23日のニュース