報徳学園 走る走る6盗塁で快勝発進 堀は1番変更で2盗塁「走塁のチームなので」

[ 2023年4月23日 13:54 ]

高校野球兵庫県春季大会   報徳学園7―0飾磨工 ( 2023年4月23日    高砂 )

<報徳学園・飾磨工>「1番・捕手」で2安打1打点と活躍した報徳学園・堀柊那(撮影・河合 洋介)
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 今春選抜準優勝の報徳学園が、選抜大会後初の公式戦を7回コールド勝ちで飾った。

 聖地で見せた強打に積極的な走塁が加わった。初回に2度の重盗を敢行するなど6盗塁。長打は三塁打1本のみながら単打10本を集めて7得点を奪い、大角健二監督は「甲子園では走塁を見せられる場面が少なかった。サインでの盗塁は1度もなく、選手が積極的にいってくれた」と振り返った。

 プロ注目捕手の主将・堀柊那(3年)は、打順が選抜での3番から1番に変更。初回先頭で中前打を放つなど2安打1打点2盗塁と躍動し、「絶対に先頭で回ってくるので、絶対に出塁するということしか考えていなかった。自分たちは守備と走塁のチームなので、走塁はいけるときがあれば狙おうと徹底している」とうなずいた。
 
◇堀 柊那(ほり・しゅうな)2005年(平17)7月16日生まれ、兵庫県神戸市出身の17歳。若宮小3年時に西須磨シーホークスで野球を始めて捕手。鷹取中では兵庫夙川ボーイズでプレー。報徳学園では1年春からベンチ入りし、1年秋から正捕手。50メートル走6秒1、遠投100メートル。1メートル79、79キロ。右投げ右打ち。 

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2023年4月23日のニュース