巨人・坂本「チームにも迷惑を…出番があればしっかりやります」　5戦ぶりスタメンで2安打

セ・リーグ   巨人7―3ヤクルト （ 2023年4月23日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞6回、二塁打を放つ坂本（撮影・尾崎　有希）
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　巨人の坂本勇人内野手（34）がヤクルト戦（神宮）で15打席ぶり安打を含む2安打を放ち、勝利に貢献した。

　試合前まで13打席連続無安打ながら「7番・遊撃」に入り、16日の中日戦（バンテリンD）以来5試合ぶりの先発出場。前を打つ大城卓に3号2ランが出て4―0として迎えた4回の第2打席で、プロでまだ勝利がない相手先発のドラフト1位右腕・吉村から中前打を放った。これが「3番・遊撃」で先発出場した14日の中日戦（バンテリンD）で6回に相手先発左腕・小笠原から今季初適時打となる左前打を放って以来15打席ぶりの今季7安打目だった。

　そして、6回の第3打席では2番手左腕・山本から左中間へ。今季2本目の二塁打で通算418二塁打をマークし、長嶋茂雄の持つ球団歴代2位記録に並んだ。

　試合後、2安打には「いい感じで入れていたので、結果として2本出たので継続するだけじゃないですかね。チームにも迷惑をかけていますし、やれることはしっかりやって、出番があればしっかりやります」と話した坂本。二塁打記録については「それは一本一本積み重ねられるようにやっていきます」と話した。

　　【NPB通算二塁打10傑】
1位　立浪　和義（中日）　487
2位　福本　豊（阪急）　449
3位　山内　一弘（広島）　448
4位　金本　知憲（阪神）　440
5位　稲葉　篤紀（日本ハム）429
6位　王　　貞治（巨人）　422
7位　張本　　勲（ロッテ）　420
8位　長嶋　茂雄（巨人）　418
8位　坂本　勇人（巨人）　418
10位　松井稼頭央（西武）　411
※所属は最終、現役は坂本のみ