楽天・岸 150勝またもお預け…5回2失点で降板も救援陣がリード守れず

[ 2023年4月23日 15:33 ]

パ・リーグ   楽天―日本ハム ( 2023年4月23日    楽天モバイル )

<楽・日>初回、松本剛に先制ソロを浴びる岸(撮影・村上 大輔)
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 楽天の岸孝之投手(38)が23日の日本ハム戦(楽天モバイル)に先発。5回2失点で史上51人目の通算150勝となる権利を持ったまま降板するも、救援陣が崩れまたもメモリアル白星はお預けとなった。

 岸は前回16日のソフトバンク戦で6回2失点と好投するも、救援陣が逆転を許してしまったため通算150勝は持ち越しに。ベテラン右腕は試合後「惜しかったですね。何とか粘れたから希望は見えましたけど…次頑張ります」と気持ちを切り替えた。

 この日は初回、松本剛にいきなり1号先頭打者本塁打を被弾。それでも味方打線が2回に逆転。3―1とリードし迎えた4回には、1死満塁から江越の右犠飛により1失点。2死一、三塁となって松本剛を左飛に抑え、一打同点のピンチを切り抜けた。

 岸は5回94球、打者22人に対し被安打4、被本塁打1、奪三振4、与四球3の2失点という内容で降板。メモリアル白星の行方は救援陣に託すことになった。

 しかし、3番手の鈴木翔が7回、2死一、三塁からアルカンタラに左線適時二塁打を浴び3―3の同点に。試合を振り出しに戻され、岸のメモリアル白星はまたもお預けとなった。

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