ヤクルト　巨人に2連敗し首位陥落…開幕から19試合連続1桁安打で球団ワースト記録更新

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 （ 2023年4月23日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞6回、村上は見逃し三振に倒れる（撮影・沢田　明徳）
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　球団初のリーグ3連覇を狙うヤクルトが本拠の5位・巨人戦（神宮）に3―7と敗れ、2連敗で首位陥落。先発のドラフト1位・吉村貢司郎投手（25）が5回6失点と崩れプロ初黒星を喫した。

　今季4度目の先発でプロ初勝利を狙う吉村は2回、岡本和に2号先制ソロを浴びると、4回には大城卓に3号2ランを被弾。2―4と2点差迫った直後の5回にもブリンソンに2号2ランを浴びるなど、自己ワースト6失点で降板。3被弾もプロ初という厳しい洗礼を受けた。

　開幕から18試合連続1桁安打と球団ワースト記録更新中の打線は、4回にサンタナが今季1号2ランを放ち、反撃の狼煙（のろし）。7回にはオスナに4号ソロが飛び出すなど、巨人3番手・直江を攻め立てなお2死満塁のチャンスをつかむも赤羽が空振り三振に倒れ、反撃はここまで。

　サンタナとオスナの両外国人助っ人がアベック本塁打を放つなど、9安打しながらも3得点のみ。これでチームは開幕から19試合連続1桁安打に終わり、ワースト記録をさらに更新。プロ野球記録である59年広島の21試合連続1桁安打まであと2となってしまった。