楽天　履正社出身の3年目右腕・内がうれしいプロ初勝利　延長11回を抑え「手と足の震えがやばかった」

パ・リーグ   楽天4―3日本ハム （ 2023年4月23日    楽天モバイルパーク ）

＜楽・日＞プロ初勝利の内（左）は石井監督といっしょに笑顔でポーズ（撮影・村上　大輔）
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　楽天の3年目右腕・内星龍投手がうれしいプロ初勝利を挙げた。

　3―3の延長11回に6番手でマウンドへ。2死から清水に中前打を許したが、続く江越を148キロの直球で空振り三振に仕留めた。
　1回を1安打2奪三振で無失点。その裏の攻撃で辰己がサヨナラ二塁打を放ち、白星を手にした。

　20年ドラフト6位で履正社から入団。お立ち台に上がった20歳右腕は「こんな場面で投げさせてくれた監督に感謝の気持ちでいっぱい。めちゃくちゃ緊張するタイプ。手と足の震えがやばかった。しっかり抑えることができてうれしい。ファンの方の声援のおかげで結果を出せた。本当に本当に良かった」と喜んだ。

　24日が自身の21歳の誕生日。前祝いの白星となり「1日早い誕生日プレゼントになった。あしたはもっと祝ってくれると思う。あしたを待ちたい」

　お立ち台に持ってきたのはウイニングボールではなく「最後にキャッチボールしていたボールです。（ウイニングボールは）松井さんにもらいました」と笑顔。ボールは「もちろん両親、特にお父さんに渡したい」と話して、大きな拍手を浴びたい。