不振の阪神・梅野「俺の責任。チームを負けさせてしまった責任ある」好機で凡退　リードで奮闘も試練

セ・リーグ   中日2―1阪神 （ 2023年4月23日    バンテリンD ）

9回、梅野はR・マルティネス（左）の前に二ゴロに倒れ、併殺となり試合終了となる（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　　打撃不振に苦しむ阪神・梅野が悔しさをあらわにした。この日は1点を追う7回2死二、三塁の好機で打席に立つも田島の前に空振り三振。打率1割台に苦しむ中、代打を送らず信頼して送り出した岡田監督の期待に応えられず9回1死一、二塁でも二ゴロ併殺に倒れて最後の打者となった。

　試合後は「俺の責任。個人的にむちゃくちゃしんどい部分はあるけど、チームを負けさせてしまった責任はある。投手陣も頑張ってくれて粘り強い試合をやってくれたけど、1本出ていれば。悔しい思いは強い。今日は俺のせいかなと思います」と唇をかんだ。

　開幕から正捕手として投手陣のリードで奮闘も打撃面では苦闘。勝負強い打撃が鳴りを潜めている。それでもまだシーズン序盤。背番号2は「シーズンまだ長いし、やり返すというか、そういう気持ちで。チームの勝利のためにやっていく。それに尽きる」と逆襲を誓った。