阪神・村上の大谷ばり決意「憧れるのはやめて、超えていかないといけない」　師匠を超えるために

セ・リーグ   阪神2－0中日 （ 2023年4月22日    バンテリンD ）

試合に勝利し、ヒーローインタビューでポーズを決める村上（撮影・岸　良祐）　
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　【記者フリートーク】今春、初めて青柳に師事した自主トレは、「1軍の壁」を打破する上で、阪神・村上は大きなきっかけとなった。技術面での大きな気付きが“足を着いて投げる”意識だ。「青柳さんは120球ぐらい投げても球速が落ちない。足の力をしっかり使って投げられれば、長いイニングを投げられる」。特に投球時に着く左足の使い方を学び、力まず切れのあるボールを投げる術を身に付けた。

　「投げている時の体の動かし方も一番しっくりきている。力の入れるタイミングとかも分かりますし、こうしたらいい球がいくというような感覚がある」

　今季初先発前には、「あの人に負けないように。憧れるのはやめて、超えていかないといけない」とWBC決勝前の大谷ばりの決意も表明。同じドラフト5位から、2年連続最多勝投手に登り詰めた“師”の背中を、追い越してみせる。（阪神担当・阪井　日向）