明大の大物フレッシュマン、内海が代打で六大学初アーチ 前高校日本代表の4番打者

[ 2023年4月23日 18:36 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第3週第2日 2回戦   明大5―1慶大 ( 2023年4月23日    神宮 )

<慶大・明大>6回、代打2ランを放ち、スタンドにガッツポーズする明大・内海(撮影・木村 揚輔)
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 明大の内海優太(1年=広陵)が喜色満面でベースを回った。同点とし、なお6回1死三塁。代打に指名されたフレッシュマンは0―1から外角直球を逆方向の左翼席へ運んだ。「先輩に背中を押してもらったから自分が還したかった。うれしい」。代打のみ3打席目で放った初安打が六大学初ホーマー。昨夏、高校日本代表の4番として大学日本代表との壮行試合で120メートル弾を放った実力は本物だった。

 広陵2年秋の明治神宮大会でのアーチなど高校通算34発を誇るが持ち味は「広角に打つ」。高校時から木製バットで練習しており、違和感もない。18日には法大3年の兄・壮太(御殿場西)が立大戦でリーグ初安打。「お互い頑張っていきたい」と話した。田中武宏監督(58)も「そのうちスタメンで」とルーキーを頼もしそうに見つめた。

 ◇内海優太(うつみ・ゆうた)2004年(平16)8月3日生まれ、愛知県出身の18歳。広島・広陵高では2年秋の明治神宮大会・明秀学園日立戦で2ラン。3年春の選抜では2試合8打数4安打2打点と活躍。侍ジャパンU―18にも選出され昨夏大学日本代表との壮行試合に4番として法大・篠木から右中間ソロ。1メートル85、86キロ。左投げ左打ち。 

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