大谷翔平 自身メジャー公式戦最速102・3マイルを体感 “メジャー最速”チャプマンと対決で遊飛

[ 2023年4月23日 15:10 ]

ア・リーグ   エンゼルスーロイヤルズ ( 2023年4月22日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>7回、遊飛に倒れる大谷(投手・チャップマン)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が22日(日本時間23日午前10時7分開始)、本拠地ロイヤルズ戦で「3番・DH」でスタメン出場した。

 ロイヤルズの先発で、2009年にサイ・ヤング賞を受賞した通算223勝右腕・グリンキーとの対戦では第1打席が左飛。第2打席は3回、トラウトの同点適時打でなおも2死一、三塁のチャンスで二ゴロに倒れた。第3打席は中飛だった。

 7回には“メジャー最速”105・8マイル(約170・2キロ)を誇る35歳の左腕・チャプマンが登板。先頭のトラウトは165キロのシンカーで空振り三振。2年ぶりの対決となった大谷への初球は102・3マイル(約164・6キロ)。この1球は大谷がメジャーでこれまで打席で見た最速だった。2球目は146キロのスライダーで、遊飛だった。続くレンドンも空振り三振に倒れた。

 チャプマンとの対決は2021年以来。2018年対戦時に投げ込まれた101・9マイル(約164キロ)が、大谷のメジャー全対戦投手の中で最速だった。

 大谷は投手として、WBC準々決勝・イタリア戦で渡米後最速の102・0マイル(約164・1キロ)を記録。それまでのメジャーでの最速は21年3月21日のパドレスとのオープン戦で計測した101・9マイル(約164キロ)、公式戦では22年9月10日のアストロズ戦で計測した101・4マイル(約163・2キロ)だった。日本での最速は16年10月16日のCSファイナルステージ・ソフトバンク戦でマークした165キロで、これは現在もNPBの日本選手最速となっている。

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