大谷翔平 5打数無安打 エンゼルス4発12安打、判定に再三救われる幸運も…今季8度目逆転負けで借金1

[ 2023年4月23日 12:45 ]

ア・リーグ   エンゼルス8ー11ロイヤルズ ( 2023年4月22日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>初回、左飛に倒れる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が22日(日本時間23日午前10時7分開始)、本拠地ロイヤルズ戦で「3番・DH」でスタメン出場し、5打数無安打だった。チームは4本塁打を含む12安打を放ったが9回に勝ち越しを許し、8-11で敗れて連勝はならなかった。これで10勝11敗で借金1となった。

 ロイヤルズの先発で、2009年にサイ・ヤング賞を受賞した通算223勝右腕・グリンキーとの対戦では第1打席が左飛。第2打席は3回、トラウトの同点適時打でなおも2死一、三塁のチャンスで二ゴロに倒れた。第3打席はあと一歩で本塁打となりそうな110メートルの打球を放ったが中飛。7回の第4打席は、“メジャー最速”を誇る左腕・チャプマンと対決し、146キロのスライダーで遊飛に倒れた。9回の第5打席は投ゴロで最後の打者となった。

 大谷は前夜に投打二刀流で出場。投げては7回無失点、11奪三振の好投で3勝目。防御率は両リーグトップの0・64となった。打撃では守備の正面を突いたり、好守に阻まれるケースが続いていたが3試合ぶりに安打をマークしていた。

 登板翌日のこの日は6試合ぶりの3番で起用された。2番に入ったトラウトが5回に一時逆転となる2ラン。6回にはレンフローが2打席連発となるソロで加点した。この回には9番・ネトが“打ち直し”で同点適時打と幸運も重なった。8回にはタイスにもソロが出て2点をリードした。9回には救援のキハーダが登板。同点2ラン被弾かと思われたが、判定が覆って二塁打。1失点にとどめてここも救われたに見えた。しかし、ラッキーを生かせずに勝ち越しを許した。

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