東京学館がシードの成田を撃破！　2年生エース正木が7回1/3を1失点と好投

春季高校野球千葉県大会2回戦   東京学館3―1成田 （ 2023年4月23日 ）

＜成田・東京学館＞8回途中1失点と好投した東京学館の正木（撮影・村井　樹）
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　東京学館が昨秋県大会準優勝でシードの成田を撃破。先発のエース右腕・正木士恩投手（2年）は7回1/3を3安打1失点と好投し、市川知明監督も「100点満点。想像以上の投球をしてくれた」と称えた。

　切れのある直球とスライダーがさえた。直球の最速は135キロだが、「足を上げた時の時間を長くしたことで強い球がいくようになった」と正木。この日も最後まで直球で押し込む場面が目立ち、4回1死までは無安打投球。「7回ぐらいから体力的にはきつかった」と8回1死二塁としたところで降板したが、「自分のやれることはやれた」と笑顔で振り返った。

　昨秋の背番号は「10」だったが、体力強化などに力を入れた冬の努力が認められ今春は初めて背番号「1」を手にした。「最初は重圧もあって緊張した」と話したが、「今は大丈夫です」ときっぱり。頼れる2年生エースが次戦もチームを勝利へ導いてみせる。（村井　樹）