日本ハムの“復讐”　大逆転負けから一夜…野村がV打　パ1位の15打点

パ・リーグ   日本ハム5－3 （ 2023年4月22日    楽天モバイルパーク ）

＜楽・日＞6回、先制の適時二塁打を放つ野村（撮影・久冨木　修）
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　6点差の大逆転負けから一夜明け、日本ハムが復讐（ふくしゅう）を果たした。ただ、この日も2点差まで迫られた展開に、試合後の新庄監督は開口一番「救心、救心！今日といい、昨日といいね」と動悸（どうき）や緊張に有効な名薬を求めた。

　復讐劇の主人公は、4番・野村だ。6回1死一、二塁、楽天のドラフト1位・荘司のカットボールを捉え、左中間フェンスを直撃する先制の決勝2点二塁打。その前の2打席はいずれも空振り三振で「同じような打席を3回も繰り返しちゃいけない」。復讐の一打で、打点をリーグトップの15に伸ばした。

　故障者が続出し、1学年先輩の清宮までも左腹斜筋損傷で離脱。「キヨさんに頼ってた分は、僕と万波でカバーしていければ」と力強く語った。（田中　健人）