センバツ8強の専大松戸が初戦突破 151キロ右腕・平野は登板なし 4番吉田がソロ含む2打点

[ 2023年4月23日 11:50 ]

春季高校野球千葉県大会2回戦 ( 2023年4月23日    専大松戸3―1市松戸 )

<市松戸・専大松戸>6回、左越えソロを放ちガッツポーズする専大松戸の吉田(撮影・村井 樹)
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 春夏通じて初のベスト8入りを果たした選抜出場後、初の公式戦となった専大松戸は4番・吉田慶剛捕手(3年)が左越えソロを含む2安打2打点と活躍するなどして勝利。持丸修一監督も「大きな大会の後はこういう試合になることもあるが、まずは勝つことが大切」と振り返った。

 主砲が一振りで雰囲気を変えた。専大松戸は5回を終え2―1と苦しみ、6回も簡単に2死となったが「先発の青野を楽にしたかった」と吉田。狙っていた2球目のカーブを豪快に引っ張ると軽々と左翼フェンスを越え、三塁を回ったところでベンチへ向かってガッツポーズ。選抜では広陵(広島)に敗れた準々決勝でも一発を放っており、「打った瞬間入ったと思った。選抜では悔しい思いをしたが、夏に向け千葉では負けないよう優勝を目指したい」と、今大会を見据えた。

 投手陣は今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・平野大地投手(3年)の登板はなかったが、選抜を経験した右サイドの青野流果投手(3年)が6安打1失点で完投。最速を2キロ更新する139キロも計測し、「低めにしっかり制球できたことが良かった」と手応えを口にした。(村井 樹)

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