藤浪晋太郎「直球をストライクゾーンにしっかり投げられなかった」3回途中8失点KOで4敗目

[ 2023年4月23日 12:18 ]

ア・リーグ   アスレチックス3―18レンジャーズ ( 2023年4月22日    アーリントン )

<レンジャーズ・アスレチックス>3回途中8失点で降板し、厳しい表情の藤浪(AP)
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 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が22日(日本時間23日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に今季4度目の先発。初回に同点2ランを被弾、2回には5失点して3回途中7安打、メジャーワーストタイの8失点で降板し、開幕から自身4連敗となった。死球をめぐり、あわや乱闘かというシーンもあった。ア軍は3―18で大敗した。

 藤浪は、試合後、「初回にチームが点を取ってくれて、そのまま乗っていければ良かったが、出だしでつまずいた。直球をストライクゾーンにしっかり投げられなかった」と話した。

 2点の援護点をもらってマウンドに上がったが、いきなりレ軍打線につかまった。先頭打者に四球を出し、1死一塁から自己最速100・6マイル(約161・9キロ)の直球でローから見逃し三振を奪ったが、元巨人のガルシアに初球の真ん中に入った直球を同点の左越え2ランされた。2回には1死三塁からセミエンに勝ち越しの左前適時打され、さらに2死一、二塁からはガルシアに死球を与えて、険しい表情のガルシアがマウンドに歩み寄ろうとする場面があった。2死満塁からはヤンに左前2点適時打、続くハイムには右中間2点適時二塁打されて、この回5失点した。3回、先頭のJディアスに四球を与え、続くアギラに暴投するなどし1死三塁としたところで降板した。

 前回登板の15日(同16日)のメッツ戦では、自身メジャー最長の6回0/3を投げて4安打3失点。味方の援護なく3敗目を喫したが、初めてのクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)。この日は今季初勝利が期待されたが、これで通算成績は4試合で0勝4敗、防御率14・40となった。

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