藤浪晋太郎の3回途中8失点にネット「藤浪らしいと言えば藤浪らしい」「虎時代から見ているけど…」

[ 2023年4月23日 09:50 ]

ア・リーグ   アスレチックス3―18レンジャーズ ( 2023年4月22日    アーリントン )

<レンジャーズ・アスレチックス>先発したアスレチックス・藤浪(AP)
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 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が22日(日本時間23日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に今季4度目の先発。ア軍は初回に2点を先取したが、藤浪は直後に同点2ランを被弾、2回には5失点し3回途中で自己ワーストタイの8失点で降板した。防御率は14・40となった。死球をめぐり、あわや乱闘かというシーンもあった。ア軍は3―18で大敗した。

 インターネット上には、この日の藤浪の投球に「1年契約、藤浪はこのままだと厳しい立場になりそう」「前回は落ち着いていたけど、今日はメッタ打ちに。藤浪らしいと言えば藤浪らしい」「虎時代からよく見ているけど、これで復活かと思いきやまた元に戻る。ファンとしてはもどかしい気持ちになります」「四球死球でランナーをためて置きにいったボールを痛打されて失点、というビデオ再生を見ているかのような試合」「今日の結果はつらいですね。さすがにもう先発のチャンスは厳しいかもしれないね」「次の先発があるかどうか…アスレチックスの首脳陣からは、相当信頼が薄らいでいると思います」などの声が上がった。

 藤浪は、2点の援護点をもらってマウンドに上がったが、いきなりレ軍打線につかまった。先頭打者に四球を出し、1死一塁から自己最速100・6マイル(約161・9キロ)の直球でローから見逃し三振を奪ったが、元巨人のガルシアに初球の真ん中に入った直球を左越え2ランされて同点。2回には1死三塁からセミエンに勝ち越しの左前適時打され、さらに2死一、二塁からはガルシアに死球を与えて、ガルシアがマウンドに歩み寄ろうとする場面があった。2死満塁からはヤンに左前2点適時打、続くハイムには右中間2点適時二塁打されて、この回、5失点。3回、先頭のJディアスに四球を与え、続くアギラに暴投するなどし1死三塁としたところで降板した。

 前回登板の15日(同16日)のメッツ戦では、自身メジャー最長の6回0/3を投げて4安打3失点。味方の援護なく3敗目を喫したが、初めてのクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)で、通算成績は3試合で0勝3敗、防御率11・37となっていた。

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