巨人・増田陸 「父の日」に躍動 父の教え「負けるな」胸に2打点 得点圏打率・438

[ 2022年6月19日 18:50 ]

セ・リーグ   巨人5―3中日 ( 2022年6月19日    バンテリンD )

<中・巨>4回、2点適時打を放った増田陸は笑顔を見せる(撮影・河野 光希)
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 巨人は8連敗中だった「魔の日曜日」を脱出。「7番・一塁」で出場した増田陸が2打数1安打2打点と躍動した。4回に1点を先制し、なおも1死二、三塁の場面で左前へ2点打。「追い込まれてからもなんとか、内野前進しているので、なんとか間に落として1点と思っていた。いい所に落ちてくれた」と笑顔を見せた。

 17日に22歳になったばかりの高卒4年目。得点圏打率・438と勝負強さが光る。大事にしているのは父・浩三さん(48)に幼少期から言われてきた「負けるな」という言葉。「人にも、自分にも負けるなよと言われていた。そこだけは死ぬまで、野球終わるまで心に受けとめてやっていきたい」という。オフに育成契約となりキャンプは3軍スタート。そこから泥臭くはい上がり、アピールを続ける男は「常にそういう気持ちでやっているから、やっぱりいい場面でいい形で結果が出ていると思う」と胸を張った。

 父の日に1軍の晴れ舞台で躍動。「これからライン送ろうと。特別な日だと思うので、しっかり感謝したい」。活躍が何よりのプレゼントとなった。

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