中日・根尾、投手でリスタート 岡本三振斬りも「まだまだ」「全部レベルアップしたい」

[ 2022年6月19日 18:08 ]

セ・リーグ   中日3―5巨人 ( 2022年6月19日    バンテリンD )

<中・巨>岡本を空振り三振に抑え、笑顔でベンチに戻る根尾(撮影・椎名 航)
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 中日・根尾が投手としてリスタートを切った。巨人戦の1-5の9回2死でマウンドへ。本拠・バンテリンDが盛り上がる中、主砲・岡本と対峙した。

 心境は「いつもと変わらず」としながら、最後は高めの149キロ直球で岡本を空振り三振に仕留めた。「僕は木下さんが構えたところに投げるだけだった。もちろん(岡本は)すごい打者ですし、しっかり自分のやれることをしっかりやって帰ってこようとは思っていました」とする一方で、「まだまだ。もっとたくさんの打者、目の前の打者を次もしっかりとれるように」と話した。

 3球目にプロ入り後、自己最速となる151キロをマーク。「まだ高校の時の球速に並んだだけなので。もっともっと、球速もそうだけど、打者をしっかり抑えられるように。球速だけじゃない、全部レベルアップしたい」と気合を入れた。

 その裏の攻撃では打席が回り、空振り三振に倒れた。「中継ぎでステップアップしていって、先発になった時に打者としても立てる。そこに向けてじゃないけど、良い経験になったというか、立たせてもらえてありがたかった」とした。

 根尾は4年目の今年3月に内野から外野へ登録が変わり、主に外野の控えとして出場し、この日まで投手としては2度の救援で2回を投げて2安打無失点、最速150キロをマーク。立浪監督が13日にリーグ戦再開から投手主体で起用する方針を示していた。

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