大阪桐蔭の“同級生対決”は日本ハム・柿木に軍配 ロッテ・藤原を遊邪飛に仕留め「目標の1つとしていた」

[ 2022年6月19日 18:12 ]

パ・リーグ   日本ハム2―4ロッテ ( 2022年6月19日    札幌D )

<日・ロ>9回、藤原を遊邪飛に打ち取った柿木(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの柿木蓮投手(21)が9回から4番手で登板。大阪桐蔭時代の同級生で、ロッテ・藤原恭大外野手(22)を遊邪飛に仕留めるなど、三者凡退の好投を見せた。

 大阪桐蔭が史上2度目の春夏連覇を達成した18年のエースと主砲。1軍では初となる“同級生対決”が実現し、柿木に軍配が上がった。9回1死走者無しで藤原を迎え、柿木は「(初球から)来るだろうなとは思っていた。なので初球から全部の球を勝負球のつもりで投げた」。外角高めへの147キロ直球でねじ伏せた。

 18年ドラフトで大阪桐蔭から根尾、藤原、柿木、横川の4人がプロ入りした「最強世代」。逸材揃いの同級生たちの活躍から遅れ、柿木にとってはこの日が1軍デビューから2戦目。「僕はずっと(対戦したいと)思っていた。だけど僕だけ上(1軍)に行けていなかったので、それで藤原とかと差がついて、それがすごく悔しかった」と振り返る。

 ようやく実現した同級生対決に、柿木は「それを目標の1つとしていたので、きょうは(対戦)できて良かった。これから、もっともっと積み重ねていけるようにやっていきたい」と、力を込めた。

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