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広島・森下 逆転3ラン被弾「やってはいけないことをやってしまった」4連敗で今季初の4位転落

[ 2022年6月19日 04:45 ]

セ・リーグ   広島6ー10ヤクルト ( 2022年6月18日    神宮 )

<ヤ・広>6回、山崎(奥)に3ランを浴びる森下(撮影・村上 大輔)
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 広島は18日のヤクルト戦で両軍計30安打の乱打戦に敗れ、今季初めて4位に転落した。森下暢仁投手(24)は5回まで1失点と我慢の投球を続けながら、1点優勢の6回に逆転3ランを被弾して力尽きた。自身最長を更新する4連敗となり、3年目、通算6試合目での神宮初黒星。チームは今季最長に並ぶ4連敗を喫して、今季最多の借金4に膨らんだ。

 「勝利の方程式」にバトンをつなげるまで、あと1死だった。2―1の6回2死無走者から連打を許して二、三塁。森下が最後の力を振り絞った153キロ直球を山崎に捉えられて、逆転の決勝3ランが右翼席に着弾した。「本当にやってはいけないことをやってしまいました」。敗戦の責任を背負い、試合後の言葉数は少なかった。

 初回から4イニング連続で得点圏に走者を背負ったように我慢の連続だった。相手のしつこいほどの粘りによって、5回まで1失点ながら104球を投げさせられた。6回の打席で代打を送られることなく続投したものの、6回を投げ切れず。高橋投手コーチは「代え時が難しかった。監督の中でも7回以降の(継投策の)イメージはあると思うので、メッセージ的には6回まで(森下で)何とかならないか…というところだった。結果的には失敗だった」と振り返った。

 首位を独走するチームとの戦力差を突きつけられた。相手先発のスアレスは2失点ながら4回の攻撃で代打を送られて交代。試合前時点でヤクルトの救援防御率はリーグ断トツの2・26を誇っており、1点劣勢の5回から防御率1点台の木沢が回またぎする、ぜいたくな継投を見せられた。

 一方、広島の救援防御率は3・99でリーグ5位。早めの継投策で森下を救うことはできず、ターリーやケムナら救援4投手は計6失点して打線の反撃ムードをかき消した。佐々岡監督は「(7回に1点差に)追い上げた中でケムナを投入したけど、四球絡みでの失点。口酸っぱく言っているが、本人も自覚を持ってやらないと。先発もですけど、中継ぎ陣も踏ん張らないとね」と言及。抑えの栗林につなぐ「勝利の方程式」に森浦、ケムナが台頭する一方、先発が苦しんだ試合では、やりくりの難しさを露呈する逆転負けとなった。

 5月13日まで首位に立っていたチームが約1カ月で4位に転落した。指揮官は「まだまだ。しっかりと明日、頑張るだけです」と言い残した。今季1勝のみと苦戦するヤクルトとの第3戦に、再浮上の糸口を見いだしたい。(河合 洋介)

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