ヤクルト・石川 父の日にパパの貫録!「初回から飛ばしていこうと」斎藤雅樹超え通算181勝

[ 2022年6月19日 16:32 ]

セ・リーグ   ヤクルト8ー3広島 ( 2022年6月19日    神宮 )

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終えガッツポーズの村上(左)と石川(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルト・石川雅規投手(42)が広島戦(神宮)で先発し、7回7安打3失点で今季4勝目。斎藤雅樹(巨人)を抜く歴代単独34位の通算181勝とした。

 父の日に躍動した。石川は「チームが凄くいい状態でつないでくれたので、初回から飛ばしていこうと思っていた」と意気込んでマウンドに上がったが、初回に2点を失う。しかし「(2回の)青木の(同点)ホームランで勇気をもらって」立ち直った。

 くしくも青木の本塁打は、石川が登板した4月23日の阪神戦以来。この時も“おじさんコンビ”で1―0勝利をもぎとっている。自身の登板時に援護をくれる青木に対し、「いやー、青木おじさんよく打ってくれますね。うれしいです」と喜んだ。

 その後さすがの修正能力を見せた石川は、7回に会沢のソロで1点を返されたものの追加点は許さず。村上の2打席連発の20、21号など「打線がほんとに援護してくれるので心強い」と7回7安打3失点で今季4勝目を挙げた。試合後お立ち台で石川は「2人の息子にいい姿を見せることができてよかった」と笑顔を見せた。

 石川はこの日の投球で、史上28人目&球団では金田正一、松岡弘に次ぎ3人目となる3000投球回の大記録まで残り2回1/3とした。

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