日体大・矢沢宏太が「三刀流」で代表入り猛アピール 50メートル走で1位に輝き「代走キャラでも代表に」

[ 2022年6月19日 18:45 ]

<侍ジャパン大学代表選手選考合宿>紅白戦で力投する日体大の矢沢(撮影・西海健太郎)
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 7月8日からオランダで開催される「第30回ハーレムベースボールウイーク」に出場する侍ジャパン大学代表選手選考合宿が19日、神奈川県平塚市で第2日が行われた。

 日体大の二刀流左腕・矢沢宏太投手(4年)が投げて、打って、走って猛アピールした。午前中の紅白戦は先発で2回を投げて無安打無失点。自己最速まで1キロに迫る149キロを計測し「力みまくった。変化球で何とか抑えられました」と振り返った。

 午後の紅白戦は「3番・DH」で出場し、1安打1打点。2試合に出場した疲労もある中で、最後は光電管による機械測定の50メートル走に挑み、参加30選手でトップの5秒98を叩き出し「何でも1番になりたい。代走キャラでも代表に入りたいと思っています」と笑顔を輝かせた。(柳内 遼平)
 
 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の21歳。6歳から「町田リトル」で野球を始め、忠生中では「町田シニア」でプレー。藤嶺藤沢では1年夏からベンチ入りし同秋からエースも甲子園出場なし。高校通算32本塁打。日体大では1年春から野手でリーグ戦に出場し同秋からリーグ戦に登板。1メートル73、71キロ。左投げ左打ち。

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