興南 5回コールドで初戦突破 主将の禰覇が3安打4打点「この夏にかける思いは人一倍強い」

[ 2022年6月19日 12:01 ]

高校野球沖縄大会1回戦   興南11―0沖縄工 ( 2022年6月19日    沖縄セルラースタジアム那覇 )

<興南・沖縄工>初回に先制の本塁打を放った禰覇
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 2018年以来の夏王者を目指す興南が11―0の5回コールドで初戦を突破した。

 春の県大会は新型コロナウイルスの陽性者が複数出たため辞退。昨秋の九州大会以来の公式戦だった。我喜屋優監督は「(練習制限など)ストレスがあったと思うけど、マグマに変えよう」と選手に語りかけたという。

 チームに勢いをつけたのは3番で主将の禰覇盛太郎(ねは・せいたろう)外野手(3年)だ。初回に直球を振り抜くと、センターバックスクリーン右横に運ぶ本塁打。「この夏にかける思いは人一倍強いので、気持ちが乗った一打になりました」と喜んだ。5回には無死満塁で中越えに3点二塁打を放つなど3安打4打点の活躍で快勝スタートに貢献した。

 ◇禰覇 盛太郎(ねは・せいたろう)2004年(平16)6月8日、沖縄県宜野湾市出身の18歳。小学3年時に宜野湾ベースボールキッズで野球を始める。中学時代は宜野湾ポニーズに所属。高校1年まで捕手。高校2年から外野手。50メートルは6秒1。遠投は97メートル。1メートル75、75キロ。右投げ右打ち。

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2022年6月19日のニュース