巨人・坂本「打撃の神様」川上哲治超え通算409二塁打 現役最多10位タイ

[ 2022年6月19日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3-4中日 ( 2022年6月18日    バンテリンD )

<中・巨>2回、二塁打を放つ坂本(撮影・椎名 航)
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 巨人・坂本が「打撃の神様」を超えた。2回先頭で、右翼線を破る二塁打。歴代12位で並んでいた川上哲治を抜く、通算409二塁打となった。榎本喜八と現役最多の中日・福留に並び10位に浮上。「偉大なる方々の記録に、それぞれ並んだことにうれしい」と胸を張った。

 目標に一歩近づいた。昨年の契約更改では「二塁打は貢献度としては凄く大きい。立浪さんの記録に近づきたいという目標はある」と歴代最多487二塁打への思いを語った。3回1死満塁では、一時勝ち越しとなる右前2点打を放つなど今季4度目の3安打。通算175度目の猛打賞はその立浪監督に並び歴代7位となった。

 試合は同点の9回に、回またぎとなった6番手のビエイラが1死も取れず、今季初のサヨナラ負け。原監督は「やっぱり4点目だね」と10安打も3点止まりだった打線を嘆いた。4連敗で首位・ヤクルトとは9ゲーム差。それでも坂本は「これからもチームの勝利のために全力を尽くして頑張っていきます」と前を向いた。(小野寺 大)

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2022年6月19日のニュース