ソフトB・和田 6回1死まで完全投球 今季初被弾で快挙ならずも日米通算150勝の権利得たまま降板

[ 2022年6月19日 15:11 ]

パ・リーグ   ソフトバンクー楽天 ( 2022年6月19日    ペイペイD )

<ソ・楽>5回、辰己を内野ゴロに抑えグラブを叩く和田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの和田毅投手(41)が19日、本拠(ペイペイD)での楽天戦に先発。5回まで打者15人完全投球を続けていたが、6回1死から茂木栄五郎内野手(28)に2号ソロを被弾。前日にノーヒットノーランを達成したオリックス・山本由伸投手(23)に続く2日連続の大記録達成とはならなかった。

 日米通算150勝に王手をかけている和田は初回、1死から小深田、浅村を連続三振。球団歴代最多記録である杉浦忠の1756三振に並ぶと、2回は先頭島内を144キロ直球で見逃し三振に仕留め、通算1757K。プロ16年目で球団新記録となる金字塔を打ち立てた。

 その後も順調にアウトを積み重ね5回を終え、打者15人に対し無安打7奪三振のパーフェクトピッチングを披露。球数わずか55球と41歳での大記録達成へ期待が高まった。

 しかし6回、1死から茂木にインコース高め144キロのストレートを捉えられ2号ソロを被弾。この日許した初安打が本塁打となり、完全試合&ノーヒットノーラン達成ならず。6回71球、打者19人に対し被安打1、奪三振8、与四球0、1失点という内容で勝利投手の権利を手にしたまま降板した。なお和田にとってこれが今季初被弾だった。

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