巨人シューメーカー「名古屋のマウンドは投げやすい」 バンテリンDでは16回1失点、2戦2勝

[ 2022年6月19日 18:51 ]

セ・リーグ   巨人5―3中日 ( 2022年6月19日    バンテリンD )

<中・巨>6回、ピンチを切り抜け、指さししながらベンチに引き揚げる先発のシューメーカー(撮影・河野 光希)
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 巨人の新助っ人右腕、マット・シューメーカー投手(35=米国)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。7回6安打1失点と好投して来日3勝目(4敗)を挙げた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――チームの連敗を4で止める価値ある勝利。

 「長いシーズンの中でチームはこういう波があると思うんですけど、きょう勝利を挙げてから、これをきっかけにして良い結果がチームとして出ればと思います」

 ――登板間隔が中10日と空いたなかで、新たに取り入れた調整方法はあった?

 「そうですね。メンタル的にも、フィジカル的にも自分はきょうの試合で自分の力を発揮できるようにブルペンで細かいところを調整してきました」

 ――試合前練習で以前、キャッチング練習を取り入れたり、交流戦後の全体練習ではバットを振ったり。気分転換の一環で取り入れてるのか。

 「そうですね。キャッチング練習というよりも新しいグラブを慣らすためだったんですけど。その時間を生かしてリフレッシュもできたりしたんですけど、バッティングに関してもあのピッチングと同じように、自分ももちろんセ・リーグでは打席に入るわけなんで、それをチームに少しでも役に立てればと思いながら同じように一生懸命やってます」

 ――3戦連続クオリティースタート(QS、6回自責点3以内)。ここのこだわりは。

 「もちろんチームのために、QSもそうですし、前回よりも、その次に生かすこと、改善させることを目指して、きょうもいいピッチングしたんですけど、さらにそれを今後に生かして、次の試合で修正出来ればと思います」

 ――名古屋では完封もあったが、投げやすい感覚はあるのか。

 「そうですね、特に自分は気付いていないんですが、結果的に自分はマウンドに上がって試合に集中してチームの為に試合をつくることに集中してやるだけなんですが、確かに名古屋のマウンドは投げやすいところはあると思いますね」

 ――今日は日本では「父の日」。お子さんの前で格好いい姿を見せられたのでは。

 「そうですね、今日はファーザーズデイなんですけど、アメリカでもお父さんが多分見てくれていたと思うし、日本に来ている子供4人も見てくれていたと思うので、いい試合、いい姿を見せられて本当に良かったと思います」

 ――家族は来日している。

 「そうです」

 ――父の日の思い出や印象深いエピソードはあるか。

 「そうですね、自分の幼いころはお父さんがコーチで、教えてもらったりしてたんですけど、それもファーザーズデイで非常に記憶に残る特別な日だったし、いま自分がお父さんになってからも子供から小さなプレゼントをもらったりしていて、やっぱり意味がある日ですね」

 【シューメーカーの中日戦全成績】

4月23日(バンテリンD) 7回2死まで完全、9回2安打完封で来日初勝利
5月14日(東京D) 5回5安打4失点(自責3)で勝敗付かず
6月19日(バンテリンD) 7回6安打1失点で3勝目

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