ソフトB・大関 白星スルリも8回零封「次につながる」月間防御率1・89抜群安定感 

[ 2022年6月19日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3ー1楽天 ( 2022年6月18日    ペイペイD )

<ソ・楽>好投するソフトバンク先発・大関(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク奪首の投のヒーローは大関だった。8回1安打無失点とほぼ完璧なピッチング。抑えのモイネロが9回に同点に追いつかれ白星が目の前で逃げたが、それでもチームはサヨナラで勝利を収め「今日の投球は凄く良かった。次につながる内容」と納得の表情だった。

 初回にいきなり2死一、二塁のピンチを招いたが、銀次を149キロ直球で中飛に抑えて波に乗った。被安打は2回に辰己から打たれた単打だけ。4回には4番の浅村、島内、銀次を3者連続三振に斬った。「直球が特にしっかりいけた」。113球を投じ、計7三振を奪った。

 ここ3試合は21歳の渡辺とのバッテリーだったが、この日は甲斐と組みコースや球種を幅広く使って的を絞らせなかった。試合前に甲斐からは「いいピッチングをつくり上げていこう」と声を掛けられたといい「凄く心強かった」と感謝した。

 大関は6月3試合でいずれも勝敗がついていないが、月間防御率1・89と抜群の安定感だ。藤本監督は「素晴らしいピッチングをしてくれたので何とか勝たせたかった」と振り返り、「頼もしくなってきた」と成長著しいサウスポーの快投に目を細めていた。

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2022年6月19日のニュース