日本ハム野村“杉谷いじり”意地の2点二塁打「ケニーがお手本のようなバッティングをしてくれたので」

[ 2022年6月5日 17:40 ]

交流戦   日本ハム3ー8阪神 ( 2022年6月5日    甲子園 )

<神・日>6回2死一、三塁、野村は2点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)
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 日本ハムは5日、阪神戦(甲子園)に“準甲子園ヒーロースタメン”で臨んだが、3ー8で敗れ無念の甲子園3連敗。0-4の6回に3点を返すなど、3日のカード初戦に続き甲子園を盛り上げたが、新庄ビッグボスの凱旋1勝とはならなかった。

 0-4の6回、先頭の代打・杉谷が相手先発の伊藤将から右二塁打を放ち出塁すると、無死一、三塁で1番・万波を迎える。万波は4球目の135キロツーシームをスイングすると、自打球を顔面に当ててしまう。いったんベンチに引き揚げて治療した万波だったが、打席に戻ると6球目のカットボールを捉え、きっちりと犠飛を決めて1点を返し、「唇、痛いです…」とコメントした。

 その後、2死一、三塁の場面で4番・野村が伊藤将の142キロのストレートを左中間に弾き返す2点二塁打を放って3-4と反撃ムード。新庄チルドレンの2人が甲子園を沸かせた。
 
 野村は「ケニー(杉谷)が目の前でお手本のようなバッティングをしてくれたので、しっかり修正して打席に入ることができました。ケニー、今後ともよろしくお願いいたします」と“先輩いじり”で喜びを語った。

 6回の攻撃で1点差に迫ったが、8回に4点を失い万事休す。チームは甲子園で1勝もできず無念の4連敗となった。

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