エンゼルス6年ぶり泥沼9連敗 大谷は2戦連続無安打でハーパーとのMVP対決も完敗

[ 2022年6月5日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス0ー10フィリーズ ( 2022年6月3日    フィラデルフィア )

<エンゼルス・フィリーズ>6回無死、大谷の第3打席は二直に終わる(撮影・篠原 岳夫)
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 エンゼルスの大谷はメジャー5年目で初めてフィリーズと対戦。敵地フィラデルフィアで3打数無安打と力を発揮できなかった。

 初回は外角球に見逃し三振。3回は粘って四球を選んだものの、残りの打席は凡退し、2試合連続の無安打に終わった。チームは0―10と完敗を喫し、16年8月以来6年ぶりの9連敗。最大11あった貯金は1まで減り、ジョー・マドン監督は「見ていられなかった」と声を落とした。

 昨季ナ・リーグMVPのハーパーは2打席連続本塁打を含む4打点と大暴れ。昨季アMVPの大谷との注目対決は対照的な結果となったが、ハーパーは大谷に「彼はスーパースター。華がある。今夜は良くなかったが、みんな成功する姿を見たい」とエールを送った。(笹田 幸嗣通信員)

 ≪元近鉄「赤鬼」マニエル氏が大谷絶賛「こんな選手今までいなかった」≫元フィリーズ監督で、現役時代にはヤクルト、近鉄でプレーして本塁打王を2回獲得した「赤鬼」ことチャーリー・マニエル氏(78)が大谷を絶賛。試合前に取材に応じ「毎日DHで出場しながら5、6日に1度、先発投手として投げる。こんな選手は今までにいなかった。パワーは素晴らしい。投打ともにもっと良くなるよ」などと話した。

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2022年6月5日のニュース