巨人・原監督「酷かもしれないけど…」と山崎伊バッサリ 打者走者として転倒は「いまだかつてない」

[ 2022年6月5日 17:35 ]

交流戦   巨人4―10ロッテ ( 2022年6月5日    東京D )

<巨・ロ>3回途中、降板となる先発の山崎伊(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人は両軍合わせて8本塁打が飛び交ったロッテとの打ち合いに敗れ、連勝が3でストップ。この日4連勝を飾った首位ヤクルトとのゲーム差が今季初の4に開いた。巨人の2桁失点は今季4度目。日曜日はこれで4月17日の白星を最後に7連敗(2勝9敗)となっている。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は「やっぱり先発ピッチャーがね、こういう…。酷かもしれないけど、それが役割だからね。こういうゲーム結果になるというところですね。3回もたなかったのか」と、初回に丸、ウォーカーの2者連続アーチで2点援護をもらいながら2回レアードに同点2ランを浴び、3回1死から死球、死球、四球で満塁のピンチを招いてプロ最短の3回途中降板となった先発右腕・山崎伊をバッサリ。

 山崎伊は降板する直前の2回には一ゴロを放った打者走者として全力疾走した際に転倒したが、転倒の影響を聞かれると「転倒…。ランナーのとき?オレはそんなところでピッチャーを代えなきゃというのはいまだかつてない…」と苦笑いを浮かべた。

 3回の3連続四死球では、たまらずベンチを出て投手交代を告げた原監督。「初回は非常にいい立ち上がりをしたと思っていたんですけどね。結果的には、というところ。勉強するところはあるでしょうね」と振り返った。

 8回にはイニングまたぎとなった今村が打たれ、平内が代わりバナに3ランを被弾。4―5から一気に4―9と敗戦モードになったが「まあ、だから先発ピッチャーがね、なかなかゲームをつくれないとこういう…全員がリリーフがいいというゲームはなかなか難しいことでね」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月5日のニュース