中日・溝脇 代打逆転V三塁打 立浪監督就任最多の本拠3万6000人超え観衆沸かせた

[ 2022年6月5日 05:00 ]

交流戦   中日4ー2ソフトバンク ( 2022年6月4日    バンテリンD )

<中・ソ>打のヒーロー・A・マルティネス(右)と溝脇は、ガールズシリーズにちなんでハートを作ってポーズを決める(撮影・椎名 航)
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 中日が逆転勝ちだ。1―2の7回2死一、二塁で代打・溝脇が右翼線に2点三塁打。真っすぐが7球続いた津森の145キロを痛烈なライナーで引っ張りこんだ。「難しいことを考えずに、自分のスイングをしようと思っていました」今季は先発出場が2試合だけで、あとは代打での出場が続いている。

 「いまはスタメンよりも、1打席で勝負したい気持ちがあります」

 この日の逆転決勝打で打率を3割に乗せ、何より得点圏では8打数4安打(・500)と勝負強い。“代打の切り札”からもう一段上の“代打の神様”と呼べるところまで近づいてきた。立浪監督も「少ないチャンスで溝脇が長打で一気に逆転できたのは大きい」と、就任以来最多の3万6205人の前で最高の白星に笑顔満面だった。

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2022年6月5日のニュース