阪神・矢野監督 今季最多4万2594人の甲子園でビッグボスに連勝「勝つ試合見せられてうれしい」

[ 2022年6月5日 05:30 ]

交流戦   阪神3―0日本ハム ( 2022年6月4日    甲子園 )

<神・日>満員の甲子園球場(撮影・平嶋 理子)
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 ビッグボスとの注目の対決で連勝し、矢野監督は手応え十分に快勝を振り返った。

 「新庄監督に会いたいというファンの方はたくさんおられると思いますけど、そういう中で勝つ試合、選手が躍動する試合を見せられたのはうれしい」

 前夜の記録をさらに更新する今季最多4万2594人が詰めかけた甲子園。采配合戦では積極的に動いた。3―0の6回1死三塁で糸井が四球を選ぶと、すかさず代走・熊谷を投入。打者・坂本の場面で相手はスクイズを警戒して4球連続で捕手は立ち上がり投球を外した。異例のピッチアウトに対抗した阪神ベンチは3球目に強引なスクイズを敢行。外角高めのボールに坂本が飛びつきながらも結果はファウル。最終的には熊谷の二盗後に申告敬遠されるなど両チームとも最後まで腹の探り合いが続いた。

 「(坂本)誠志郎が何とかバットに当ててくれたおかげ。助けてもらえたかな」

 甲子園での日本ハム戦勝ち越しは17年以来5年ぶりながら、19年からは6連勝。かつてともにタテジマをまとったビッグボスに“凱旋”星は飾らせない。(山添 晴治)

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2022年6月5日のニュース