【一問一答】新庄ビッグボス　燃え尽きた？甲子園3連敗「盛り上がり方がちょっと下がると思うから」

交流戦   日本ハム3ー8阪神 （ 2022年6月5日    甲子園 ）

＜神・日＞　3回、カメラマンを見つめてニヤリとする新庄監督　（撮影・後藤　大輝）
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　日本ハムは5日、阪神戦（甲子園）に“準甲子園ヒーロースタメン”で臨んだが、3ー8で敗れ無念の甲子園3連敗。0－4の6回に3点を返すなど、3日のカード初戦に続き甲子園を盛り上げたが、新庄ビッグボスの凱旋1勝とはならず4連敗となった。

　遠かった1勝。しかし甲子園に帰ってきたビッグボスは全力で楽しんだ。次戦は「盛り上がり方がちょっと下がると思うから」と冗談交じりで語った新庄監督の一問一答は以下の通り。


　――先発の吉田について。

　「まあでもうまく打ちましたけどね、大山くんも。絶好調のね、インコースを腕を畳んでバットに乗せて。クルっと回って。まあ相手のバッターのね、レベルが上だったということかな。まあ本人も先発ピッチャーの気持ちで投げているわけじゃなかったとは思いますけど。いつもずっと抑えていた中継ぎの気持ちで一回一回大事に、初回からね、いい三振取って、放れてましたからね」

　――吉田の今後の起用法について。

　「まだ分かんない」

　――打線に活気が戻った古巣の阪神に3連敗。

　「これでタイガースもこれをきっかけにね、去年77勝？一番勝っていた、勝ったチームなので。きっかけにしてほしいですよね。タイガースが勝って、プロ野球を盛り上げてもらわないといけないと思うし」

　――甲子園は3日間超満員だった。

　「ね、すごかったですね。俺のおかげじゃないと思うけど、多少はあるかな。まあみんなね、暖かい拍手してくれて、もう来年はあるかどうかちょっと分からないけど、今日最後ってことで。最後の試合、同点に追いつきたかったんですよ、とにかく。9回にね。そしたらまた延長で盛り上がって。だからあの（8回の）ボールは捕ってほしかったという悔しさはある。明日から、明日ありますよね？ないか。盛り上がり方がちょっと下がると思うから、そのへん選手がどう切り替えてくれるか」

　――ボスも疲れた？

　「今日ね。まあまあでも、最後の3点取った時には、ちょっと面白くしようと思って」

　――甲子園で自撮りしていた。

　「そうそう。記念に撮っとこうと。タイガースの選手、ベンチも写したけど拍手してくれていた」

　――交流戦最後のカード（10日～）は中日・立浪新監督。根尾を投手今起用したりしていますが。

　「それは別に、ちょっと、そのへんはね、起用法はちょっと分からないんだけど、立浪さんもね、勝つっていう気持ちで今年ね、取り組んでいる、調子いいのかな？そうでもない？」

　――そうでもないです。

　「てことは、また乗らせてあげますよ（笑い）。冗談です」