阪神2軍、10連勝で首位浮上 平田2軍監督「競争してくれないと。デイリーとスポニチも競争やろ」

[ 2022年6月5日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4―1広島 ( 2022年6月4日    由宇 )

<ウエスタン広・神>10連勝を飾り選手を出迎える平田2軍監督(撮影・石崎 祥平)
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 阪神2軍は4日、広島に勝利してウエスタン10連勝を飾り、単独首位に立った。先発した桐敷はプロ入り後初となる7回まで投げ1安打無失点と好投。余力を残し92球を投じ鈴木、馬場へとリレーした。野手では右脇腹筋挫傷から復帰した梅野がフルイニング出場。若手3投手をけん引して、打撃では4打数1安打だった。

 以下は試合後の平田2軍監督一問一答。

 ――桐敷が7回1安打無失点と好投。
 「梅野がうまいこと桐敷を親切、丁寧(にリードした)。梅ちゃん先生だよ。朝ドラであったでしょ。誰やったかなあのドラマのヒロイン。梅ちゃん先生だ。鈴木にしても親切、丁寧。そういうところで梅ちゃん先生がリードだけじゃなく低めに要求する仕草でも親切、丁寧にやってたね。(親切、丁寧)なんかあったやろ?コマーシャル。まぁそれはいい。若いピッチャーにもすごく勉強になったと思うよ」

 ――梅野はフルイニング出場。
 「全然、問題ないね。明日もフルで出場させようと思ってる」

 ――遠藤が勝ちに貢献した。
 「遠藤と高寺の守備が勝利に繋がったわな。走塁も含めて4点を取ってるけどその中でも遠藤、高寺の守備というのは梅野と桐敷のリズムがいいから。そういった良いプレーが生まれる。遠藤今日は気合入ってたな」

 ――また昨日と違った選手が出て活躍。
 「いないんだもん。控えキャッチャー3人しかおらんねん」

 ――そういう中で勝って首位に浮上。
 「梅野がマスクを被って、そうやろ。その中でも、高寺とか。竜平の守備はまだまだ。俺はショートだから厳しいけど、ああいうのを二つ、2本打ってるけど、ヒット5本分の値打ちやねん。三遊間の守備、あいつがレギュラー取るためには三遊間の見せ場をしっかりアウトにしなきゃ。足はね、盗塁三つ走って徐々にそういうところは出てきいるけど、まだまだ守備での、見せ場だもん。ショートの華だよ、華」

 ――ミーティングでもそういう話を。
 「今日は(小幡)竜平がミスしたのを、やっぱり高寺と遠藤がしっかりカバーする。これがチーム力よ。そういうところやん。他の野手がダイビングしてアウトにしたり、二つともそういう。ミスが出ちゃいかんのよ。ただし出ることもある。出た時に誰が他の選手たちがカバーすることがチーム力。そういう意味では、高寺と遠藤は素晴らしい」

 ――より競争が高まる。
 「競争してくれないと。野手おらんねんもん。キャッチャーは4人も5人もいるから藤田や中川なんかは、ヒット打ちよるよ。デイリーとスポニチも競争やろ。部数どうやねん。今日は梅ちゃん先生や」

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