広島は涙雨…オリックス戦連敗ついに「12」に 逆転負けで交流戦単独最下位も変わらず

[ 2022年6月5日 16:47 ]

交流戦   広島2-5オリックス ( 2022年6月5日    マツダ )

<広・オ>7回に登板するも連続四球を与え降板する塹江(右) (撮影・奥 調)
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 広島は、5日のオリックス戦に2-5で敗れ、これで3連敗。18年から続くオリックス戦の連敗記録がついに「12」まで伸びた。

 試合開始前から断続的に降り続いた雨は、試合が始まってもやむ気配なし。悪条件のマウンドで先発のアンダーソンが奮闘し、6回1失点でしのいだ。打線も1-1の6回に坂倉が勝ち越しの適時二塁打を放ち、連敗脱出へ一丸ムードだったが、7回に暗転した。

 2番手の塹江が2四球でピンチを残すと、3番手のケムナが無死満塁から安達に逆転となる2点適時二塁打。さらに福田にスクイズ、宗には三塁線への適時内野安打を許し、この回4失点して流れを手放した。

 逆転負けで交流戦の単独最下位からも抜け出せず、降り続いた雨は、さながらマツダスタジアムを埋めたカープファンの涙雨のごとし。開幕6連勝でスタートした今季だったが、今回の3連敗で、ついに今季初の勝率5割で貯金0。最大「7」あった貯金を吐き出してしまった。

 試合前には不調のエース大瀬良と、下半身のコンディション不良に見舞われた西川が出場選手登録抹消となる緊急事態で、嫌なムードが漂ってきた。

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