大阪桐蔭が富山・魚津での招待試合連勝締めで4戦全勝 それでも星子主将は危機感「得点圏で打たないと」

[ 2022年6月5日 16:33 ]

強化交流試合   大阪桐蔭7―1魚津、大阪桐蔭12―2魚津工(8回コールド) ( 2022年6月5日    魚津桃山運動公園 )

<大阪桐蔭・魚津工>整列する両校ナイン
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 4日から行われている魚津市制70周年・魚津市体育協会設立70周年記念事業の強化交流試合で、今春選抜覇者の大阪桐蔭は地元の魚津、魚津工に連勝。5月29日の春季近畿大会決勝・智弁和歌山戦で公式戦連勝が29で止まって以降初のレギュラーメンバーでの対外試合となった2日間の遠征を4戦全勝とし、夏へ向けて再スタートを切った。

 富山県内有数の進学校・魚津には2回に先制を許したが、その裏すぐに逆転。先発右腕の別所孝亮(3年)が1失点で完投した。魚津工との2試合目は5回までに9―2と大量リード。先発左腕の佐藤幹晃(2年)が4回無失点と好投した。

 ただ、魚津戦では残塁が8を数えるなど、チームとしての継続課題も浮き彫りに。智弁和歌山戦の敗戦を受けて行ったミーティングでもそれを確認し合ったといい、星子天真主将(3年)は「この2日間も目立ったんですけど、得点圏で打たないとこのチームは勝てないと常に西谷先生からも言われていますし、そこの精度をどれだけ上げていけるかというところを練習から意識しよう、と」と危機感を募らせる。西谷浩一監督も「取れる時にしっかり取らないと、夏の大会というのは後半が厳しくなる。ここ一番というところでしっかりたたみかけられるように、力を付けていきたい」と話した。

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2022年6月5日のニュース