DeNA・牧 故郷・長野県中野市のファンもとりこにするフレンドリーな人柄

[ 2022年6月5日 05:30 ]

交流戦   DeNA6ー1楽天 ( 2022年6月4日    横浜 )

1月に地元の仲間たちと“チーム牧”で練習するDeNA・牧(手前・畔上氏提供)
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 【Hero's File】故郷は長野県中野市。昨オフの帰省中、DeNA・牧は地元の「絆」の温かさを実感した。

 新春の1月4日。例年以上の積雪となった同市で、練習施設を探していた。すると少年時代に所属した「キングアニマルズ」の当時監督だった畔上浩一さん(62)が、「(牧)秀悟のために」と中野市屋内練習場を手配してくれた。

 さらに中野市関係者は除雪車を提供。練習場に向かう大雪の道路の除雪作業を行ってくれた。練習の手伝いは、地元で野球を楽しんだ同世代の仲間たち。そこに湯本隆英市長(63)も応援に駆けつけた。

 3月には、その「絆」が形となり「長野県牧秀悟後援会」の発足式も行われた。今季中に横浜への「応援ツアー」も予定されており、牧も仲間たちとの本拠地での再会を楽しみにしている。

 後援会事務局長も務める畔上さんを「友達みたいな人」と表現する牧。誰とでも隔たりなくフレンドリーに接するその人柄も、地元で愛される要因だ。(DeNA担当・大木 穂高)

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