楽天・則本 通算100勝へ 粘り抜いた5回10安打3失点

[ 2022年6月5日 16:25 ]

楽天-DeNA   楽天-DeNA ( 2022年6月5日    横浜 )

<D・楽>楽天先発の則本(撮影・島崎忠彦)
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 楽天・則本昂大投手(31)が5日のDeNA戦(楽天生命)に先発。5回で今季ワーストの10安打を浴びながらも、3失点にとどめ、通算100勝目となる今季4勝目の権利を手にした。

 立ち上がりから制球力に苦しんだ。初回1死二塁、宮崎に先制二塁打を許すと2-1の3回1死満塁、関根に右前打を許し同点。2-2の5回1死二塁からは蝦名に勝ち越しの左前打を許した。

 不本意な投球に終始したが、則本に幸運は舞い降りた。2-3の6回1死二、三塁、自身の代打の代打・川島が移籍後初安打初打点となる逆転の左翼線二塁打。5回で92球を要する苦しい投球ながら、勝利投手の権利を得て、リリーフ陣にバトンを渡す形となった。

 13年のルーキーイヤーから6年連続で2桁勝利をマークし、14年からは5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得するなど、長くチームを支えてきた剛腕。楽天1球団で100勝を積み重ねたのは過去に田中将大しかいない。

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