【阪神・矢野監督一問一答】大山バントに「チームで勝つというか、みんなが生きる状態に持っていける」

[ 2022年6月2日 22:52 ]

交流戦   阪神6ー1西武 ( 2022年6月2日    甲子園 )

<神・西>西武に勝利し、ファンにあいさつをする矢野監督(撮影・平嶋 理子) 
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 阪神の矢野監督は7回、無死一、二塁で大山に犠打を敢行させ糸原の2点適時打につなげた場面を振り返った。以下は一問一答。

 ――大山のバントが得点につながったことも大きい。
 「そやね。作戦って、誰か1人だけでは機能しにくいんで。バントもそうやし、得点に絡むことでよりバントした選手も生きてくるし、チーム全体としても、チーム全体で勝つというか、みんなが生きる状態に持っていける。そういうところでは、悠輔もバント練習はしている。たまたま(今季)初めてということになったけど、これからもあるし。どうしてもというか、一番点が取れるというふうになれば、そういうこともやっていく。なかなか一発で決めるのも簡単じゃないけど、普段やっていないのにね。しっかり決めてくれたというのは良い形に持っていけた」

 ――糸原の状態がいいからそういう選択もできる。
 「健斗があそこらへん(6番)にいるのは、つなぎも今日みたいに還すのもやってくれるので。健斗も状態が上がってきて、下位から始まったとしてもチャンスメークだったり、還すこともできてくるので。数字もだいぶ上がってきたので。そういうのも打者の中では気持ちが落ち着くというか。でも、まだ健斗の実力が出た数字じゃない。もっと上を目指して、健斗が相手にとって嫌な選手になってくれることがうちには必要。そういう感じになりつつあるのかなとは思います」

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2022年6月2日のニュース