慶大・前田Jr.が4回1安打無失点の快投 早大を緩急で幻惑 清原Jr.と「早慶戦勝利」狙う

[ 2022年6月2日 10:16 ]

東京六大学野球リーグ フレッシュトーナメント 3、4位決定戦   慶大―早大 ( 2022年6月2日    神宮 )

東京六大学野球フレッシュトーナメント<早大・慶大>試合を終え、記念撮影で前田晃(右)の緊張を和らげようとする慶大・清原(撮影・木村 揚輔)
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 背番号33の1年生が神宮で落ち着いた投球を披露した。

 慶大は元広島の前田智徳氏次男・晃宏投手(1年)が早大戦に先発登板。

 右腕は最速135キロの直球に切れ味鋭いスライダー、100キロ台のカーブを織り交ぜて早大打線を幻惑。4回を投げて1安打無失点、3奪三振の快投で降板した。

 「4番・一塁」は西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏の長男・正吾内野手(2年)。内野ゴロに打ち取った際はグータッチする姿も見せた。ジュニアコンビで「早慶戦勝利」を狙う。

◇前田 晃宏(まえだ・あきひろ)2003年(平15)8月18日生まれ、東京都出身の18歳。小1から世田谷インディアンズで野球を始める。広島・牛田中では広島ボーイズに所属。慶応では1年秋からベンチ入りし2年秋からエース。50メートル6秒0。1メートル76、74キロ。右投げ右打ち。

 ◇清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身の19歳。小3から「オール麻布」で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部に所属。慶大で硬式野球部に入部した。一塁のほか三塁、外野もこなす。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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