NPB発「現役ドラフト素案」に 会沢選手会長「前向きな感じだと捉えてます」 NPB選手会事務折衝

[ 2022年6月2日 13:07 ]

会沢翼選手会長
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 日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の事務折衝が2日、オンラインで行われ、今オフ導入を目指す「現役ドラフト」の素案がNPBから選手会に示された。事務折衝後、オンラインで取材に対応した会沢翼選手会長(34=広島)は「現役ドラフトは選手にとって凄くプラスなことが多い。そこは(機構と)よく話し合ったので、選手にしっかり伝えたい」と切り出すと「ボクは前向きな感じだと捉えてます」と明かした。森忠仁事務局長も「各球団が必ず誰かを(移籍名簿に)出して、誰かを入れる案が出てきたので、選手会総会(7月26日・オールスター第1戦前)に提出してみんなに諮りたい」と語った。

 また4月24日のオリックス戦で、ロッテ・佐々木朗希投手(20)と白井一行審判員(44)をめぐる判定トラブルから端を発した問題について、選手会は5月20日に「審判員の技量向上」や「判定の責任範囲」など質問書を提出していたが、NPB側へ改めて回答を要請した。

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