阪神・藤浪159キロを森に痛打も先輩・中村は力でねじ伏せる 大阪桐蔭珠玉のマッチアップに聖地沸く

[ 2022年6月2日 21:17 ]

交流戦   阪神6ー1西武 ( 2022年6月2日    甲子園 )

<神・西>8回、登板する藤浪(撮影・平嶋 理子) 
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ファン待望のマッチアップが実現した。8回から4番手で登板した藤浪が、大阪桐蔭の1学年下でバッテリーを組んで春夏連覇を果たした西武・森と対戦。2死を奪った後、森のコールが響き渡ると場内は大きな盛り上がりを見せた。

 決着は一瞬だった。初球の159キロの直球を森がフルスイングで捉えた打球は翼線を襲い二塁打。三塁ベースカバーに走った先輩の藤浪は悔しげに苦笑いを浮かべた。それでも、続く大阪桐蔭の先輩・中村にはオール直球勝負を挑んで158キロで詰まらせて右飛。力と力、先輩、後輩の意地もぶつかったプロ野球の醍醐味(だいごみ)がつまった時間に両球団のファンもくぎ付けになった。

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2022年6月2日のニュース