ロッテ痛恨の逆転負けで、小島また勝てず 課題の打線は初回3点も2回以降沈黙

[ 2022年6月2日 21:54 ]

交流戦   ロッテ3―7ヤクルト ( 2022年6月2日    神宮 )

<ヤ・ロ>6回、山田(左)にソロを打たれた小島(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテ・井口監督は痛恨の失策を悔やんだ。

 1点リードの8回1死一、二塁から3番手ゲレーロがオスナに左前適時打を浴びて、同点に追いつかれたところまでは仕方なかった。

 ここで踏ん張れば、勝負は分からなかったが、続く長岡の平凡な二ゴロを、名手・中村奨がまさかのファンブル。これで満塁となり、内山に走者一掃の3点二塁打を許し、勝負が決した形だ。

 「8回はなんとか守り切らなくちゃいけないところでしたけど、エラーが出て大量失点になってしまった。ああいうところを、もっとしっかりやらないと…」

 今季9度目の先発となった小島は6回1失点と好投も、またも白星をつかむことができなかっただけに、井口監督の声も歯切れは悪い。

 打線の課題も浮き彫りとなった。初回に幸先よく3点を先制したが、その後は沈黙。ワンチャンスで集中打を発揮するのが、ロッテの持ち味だが、強打のヤクルト打線を相手に最少失点で終盤に突入するのは厳しい展開ともいえた。

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2022年6月2日のニュース