ダルビッシュ 今季最長7回2/3力投も アレナドに直球をコントロールミス

[ 2022年6月2日 07:07 ]

8回、アレナドに右前適時打を許したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が1日(日本時間2日)セントルイスでのカージナルス戦で今季10度目の先発登板。今季最長の7回2/3を投げたが、カージナルスの3番アレナドに、6回94・2マイル(約151・5キロ)の内角高め直球を左越えに2点本塁打、8回には2死2塁で91マイル(約146・4キロ)の外角カッターを右前に適時打。アレナドには過去も打率・313、2本塁打、5打点と打たれていた。

 ダルビッシュはAP通信の取材に「自分としては、全てうまくいっていると思ったが、アレナドには直球を狙ったところに投げられず、あれが響いた」と語った。

 試合は2-5で敗れパドレスは3連敗。ボブ・メルビン監督は「打線がたくさん得点できない中、ちょっとしたミスも許されない。戦い方が難しくなっている」と3試合で7得点の打線に頭を抱えていた。

 ダルビッシュの今季の成績は4勝3敗、防御率4・03となった。データで見ると、今季のダルビッシュは遠征での成績が良くない。ホームでは4試合に登板し防御率1・71、被打率・144とサイヤング賞レベルだが、遠征では6試合で5・82、・286と打たれている。しかしながらメジャーの通算成績で見ると、ホームは117試合で防御率3・65、被打率・221、遠征が105試合で3・50、・216とむしろ遠征の方が少しだけ良い成績となっている。

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2022年6月2日のニュース