ロッテ・中村奨 初の4番出場で一発!史上15人目の全打順本塁打達成

[ 2022年6月2日 05:30 ]

交流戦   ロッテ4―3ヤクルト ( 2022年6月1日    神宮 )

<ヤ・ロ>2回、同点ソロを放つ中村奨(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテ・中村奨がプロ8年目で初めて4番で出場し、2回に左越え3号ソロを放った。「打順は意識せずいつもと同じ気持ちで打席に入った」が、この一発で史上15人目となる全打順での本塁打達成。球団では4人目となり「4番が公式戦初なのは分かっていたが、記録は知らなかった」と驚いた様子だった。今季は開幕直後に新型コロナウイルスに感染するなど、波に乗れず5月以降は打率も2割台前半に低迷。それでも井口監督が「4番ではなく4番目」と指名した打順で、復調のきっかけをつかんだ。

 ≪4番初試合での達成は初!≫プロ初の4番に入った中村奨(ロ)が2回に本塁打。昨年10月9日の中村晃(ソ)以来プロ野球15人目の全打順本塁打を達成した。4番での達成は09年井口資仁(ロ)、11年後藤光尊(オ)、19年島内宏明(楽)、20年清田育宏(ロ)に続く5人目だが、4番初試合での達成は中村奨が初めてとなった。

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