阪神・藤浪「楽しみたい場面だった」大阪桐蔭後輩・森と4年ぶり対決 軍配は森に上がり脱帽

[ 2022年6月2日 22:18 ]

交流戦   阪神6ー1西武 ( 2022年6月2日    甲子園 )

<神・西>8回、森に右翼線二塁打を打たれた藤浪はちぎれたネックレスを手にベースカバーに走る(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 「大阪桐蔭先輩後輩対決」に甲子園が沸いた。5―1の8回2死で藤浪の前に立ちはだかったのは1学年後輩でかつてバッテリーを組んでいた森だった。実に18年6月3日以来、2度目の対戦。初球の159キロ直球を右翼線に運ばれ、二塁打を打たれたが、右腕はニヤリと笑みを浮かべた。

 「個人的にも楽しみたい場面だった。多分、球場にいた全員がストレート勝負を期待していたんじゃないかと。打たれましたけど、それは森の方が上だったということで、超一流のバッターだと改めて感じた」

 真っ向勝負を楽しんだ。12年には甲子園でバッテリーを組んで春夏連覇を達成。プロでの対戦は4年ぶりだったが、久々の対戦に充実感を漂わせた。

 「真っすぐを張っているのも分かっていた。お客さんが見たいものを見せてこそプロ野球だと思うので、(直球勝負を)楽しんでくださった方がたくさんいたらそれでよかった」

 続く打者は11学年先輩の中村だったが、臆することなく、直球勝負で挑み、158キロ直球で右飛に打ち取った。

続きを表示

2022年6月2日のニュース