ヤクルトの19歳内山壮真 プロ初V打が満塁走者一掃の二塁打「貢献できるように必死でやっています」

[ 2022年6月2日 21:59 ]

交流戦   ヤクルト7ー3ロッテ ( 2022年6月2日    神宮 )

<ヤ・ロ>ガッツポーズする内山壮(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは8回に内山壮真捕手(19)の満塁走者一掃の二塁打などで一挙5点を奪い、ロッテに逆転勝利した。高卒2年目の内山にとって、これがプロ入り後初の決勝打となった。

 2―3で迎えた8回、オスナの適時打で同点に追いつき、さらに1死満塁とチャンスを広げて打席に入った。「真っすぐ1本で狙いました」。ゲレーロの154キロ直球を捉えると、打球は前進守備の右中間を破り、走者一掃の3点二塁打となった。二塁ベース上でガッツポーズを決めると、ナインもベンチを一斉に飛び出して祝福。ヤクルトはこの回、打者一巡の猛攻で5点を挙げて、勝利をたぐり寄せた。

 試合後のヒーローインタビューでは「何とかチームの勝ちに貢献できるように、必死でやっています。何とか芯に当たってくれて、外野の頭を越えたので良かった」と笑顔で振り返った。

 初回にいきなり3点をリードされたヤクルトはロッテの先発・小島を相手に5回まで毎回走者を出しながらあと1本が出なかったが、6回に山田が3試合連続となる12号ソロを放ち反撃ののろしを上げると、7回には相手2番手の東條から太田が1号ソロ。2本の本塁打が終盤の逆転劇を呼んだ。

 チームは5カード連続の勝ち越し。この日は交流戦首位のソフトバンクが巨人に敗れたため、同率での首位に再浮上した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月2日のニュース