阪神・秋山は“愛犬”のため…“使命”のため…腕を振り続ける

[ 2022年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2中日 ( 2022年4月28日    甲子園 )

1月に動物保護団体を訪問した秋山

 【記者フリートーク】愛犬家で、以前から保護犬の現状に危機感を抱いてきた秋山は1月、兵庫県丹波篠山市の保護団体「アニマルレフュージ関西」を訪問し、寄付を行った。現地で出合ったのが、体重47キロの大型犬・ローデシアンリッジバックのリベル君。ドッグランでは一緒に駆け回り、わずかな時間でも愛着が湧いた。「あの後、僕の知り合いの中でリベル君を引き取ってもらう相談をする人もいたんですけどね…」。

 だが、その直後にリベル君の体調が悪化し、2月11日に静かに息を引き取った。その時、沖縄にいた右腕にも悲報は届いた。「(施設から)直接連絡をいただいて、本当にびっくりしました。1月は元気だったんですけどね…。あの後に病気になってしまって」。

 突然の別れになったが“使命”は変わらない。「時間がある時は施設にも行きます。こういう活動を続けていくことが僕の活力にもなる」。腕を振る理由が、また一つ増えた。(阪神担当・遠藤 礼)

続きを表示

2022年4月29日のニュース