巨人が首位陥落 坂本6年ぶり2失策&中田は8番で無安打…攻守で精彩欠き原監督「采配が悪かった」

[ 2022年4月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―4阪神 ( 2022年4月15日    甲子園 )

<神・巨>6回、糸原のフライを落球する坂本(撮影・成瀬 徹)
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 攻守で精彩を欠き首位から陥落した。巨人・原監督は「まあそうね、僕の采配が悪かったな。結果が悪い時というのはいろいろなものが出ますね」と悔やんだ。

 初回に坂本の右前適時打で先制も、2回以降はチャンスを生かせなかった。3回1死一塁で若林、4回無死一、二塁で丸、そして、8回1死一塁では再び若林が併殺打に倒れた。不振に苦しむ中田を日本ハム時代の11年以来、11年ぶりに8番で起用したが、2度の見逃し三振など3打数無安打。一塁守備でも7回に失策を犯すなど、4試合ぶりスタメン復帰も機能しなかった。

 1―0の4回の守りでは無死一、二塁のピンチを菅野が無失点で踏ん張ったが、直後の攻撃で7番・大城、8番・中田が初球打ちで凡打。5球で3者凡退に終わった。指揮官は「5番以降のバッティングというのも、原因はいろいろある」と流れを手放した攻撃を嘆いた。打線は相手を上回る8安打を放ちながら1得点に終わった

 守っては坂本の6年ぶり1試合2失策も加わり、今季ワーストの3失策。チームの13失策はリーグワーストだ。体調不良で沖縄での2試合を欠場した岡本和はスタメンを外れ、ネクストバッターズサークルで準備したところで試合が終わった。甲子園での今季初戦を嫌な形で終えた原監督は「修正して、明日からというところ」と切り替えを強調した。(川島 毅洋)

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2022年4月16日のニュース