巨人新助っ人シューメーカー 来日初勝利またもお預け 6回自責1も打線の援護なし

[ 2022年4月16日 16:20 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月16日    甲子園 )

<神・巨>6回、ピンチを抑え、ナインとグータッチするシューメーカー(撮影・椎名 航)
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 巨人の新助っ人、マット・シューメーカー投手(35)が阪神戦(甲子園)で来日2度目の先発登板。6回5安打2失点(自責1)と好投したが、またも打線の援護に恵まれず、来日初勝利はお預けとなった。

 来日初登板初先発となった9日のヤクルト戦(東京D)では7回途中5安打2失点(自責1)と好投も、打線の援護に恵まれず初勝利ならず。それでもチームは延長10回、立岡の今季初安打がプロ14年目で初のサヨナラ弾となって劇的勝利を飾った。

 シューメーカーは初登板で来日初球を塩見に初回先頭打者アーチされたが、この日の初回は佐藤輝に四球を許したものの冷静に近本を遊ゴロ併殺打に仕留めて静かな立ち上がりとなった。だが、2回だった。先頭・梅野に三遊間を抜かれて初安打を許すと、犠打などで2死二塁。中野の遊撃への内野安打を名手・坂本が一塁へ悪送球する間に先制を許す結果となった。

 4回には近本、大山の連続二塁打で2失点目。6回には4試合ぶりのスタメン復帰となった主砲・岡本和の適時打で1点を返して1―2と1点差に迫ったが、その裏には安打と四球に自らの暴投もあって1死一、三塁のピンチを招いたが、高山を直球で捕邪飛、梅野を得意のスプリットで遊ゴロに仕留めて失点せず。7回、1死一塁で打席が回ると代打・若林が告げられ、降板となった。なお、若林は二ゴロ併殺打に倒れて得点を入れることはできなかった。

 シューメーカーの投球内容は6回で打者25人に対して104球を投げ、5安打2失点(自責1)。3三振を奪い、与えた四球は3つだった。

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2022年4月16日のニュース